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安全標榜はうそ多い [覚書]

中西準子 20111122s.jpg

 仰るとおり、リスクがないものなんてありません。

 問題は、どの程度のリスクとメリットがあるかを、きちんと評価できるかどうかなのです。

(by 心如)
 


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フェーン [覚書]

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フェーン
 山の風下側を異常乾燥・異常高温の風が吹きおろす現象をいう。風上側を吹きのぼるときは断熱冷却のため水蒸気が雨や雪となって失われ、その際潜熱を受けとり、風下側におりるときさらに断熱昇温することによって生じる。もともとはヨーロッパ・アルプスの北麓に吹きおろす風の名。日本海側でよく生じる。火災や各種の乾風害を起こしやすい。
〔百科事典 マイペディア 電子辞書版〕
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フェーン【Fohn(ドイツ)】
 (アルプス地方で付けられた名称)おろしの一種。山腹から吹きおろす乾燥した高温の風。山腹を昇るとき雨を降らせて乾燥した空気が反対側の山腹を下るとき断熱圧縮によって温度が上昇するもの。山間の盆地などにしばしば高温をもたらす。風炎。
〔広辞苑 第五版〕
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再生可能エネルギー [覚書]

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再生可能エネルギー(さいせいかのうエネルギー、英語:renewable energy)とは、広義には、太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、自然界によって利用する以上の速度で補充されるエネルギー全般を指す。狭義には、多彩な利用形態のうちの一部を指す。
 太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマス等、自然の力で定常的(もしくは反復的)に補充されるエネルギー資源より導かれ、発電、給湯、冷暖房、輸送、燃料等、エネルギー需要形態全般にわたって用いられる。
 枯渇性燃料が持つ有限性への対策、地球温暖化の緩和策、新たな利点を有するエネルギー源等として近年利用が増加しており、2010年時点では世界で新設される発電所の約1/3を占め(大規模水力を除いた値)、年間投資額も2110億ドルに達している。
 対義語は枯渇性エネルギーで、これは化石燃料(石油、天然ガス、オイルサンド、メタンハイドレート等)やウラン等の埋蔵資源を利用するもの(原子力発電など)を指す。

 再生可能エネルギーとは本来、「絶えず資源が補充されて枯渇することのないエネルギー」、「利用する以上の速度で自然に再生するエネルギー」という意味の用語であるが、実際には自然エネルギー、新エネルギーなどと似た意味で使われることが多い。
 具体例としては、太陽光、太陽熱、水力、風力、地熱、波力、温度差、バイオマスなどが挙げられる。ただし、詳細な定義や、法規や統計にどのようなものを含めるかについては、個別の資料・団体・法規などにより下記のように差異が見られる。欧州連合のように、性能次第で範疇に含めるかどうかを分ける例もある。また水力のうち大型のダムを用いるもの(large hydro)については、環境破壊の少ない中小規模の水力発電(small hydro)と区別され、統計上も別扱いされることがある(例えばREN21では、出力10MWを境に区別している(Table1))。なお、化石燃料は定義を満たさない。

・IPCCの再生可能エネルギーと気候変動に関する特別報告書(SRREN)では、太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、自然界によって利用する以上の速度で補充されるエネルギー全般と定義されている。これは下記に紹介する他の定義の大部分を含んでいる。

・国際エネルギー機関の発行する統計(Renewables Information)では、「絶えず補充される自然の過程に由来し、様々な形態のうち太陽から直接供給される光や地球内部で発生する熱、太陽や風や海洋や水力やバイオマスや地熱資源から発生した熱や電力、そして再生可能資源に由来するバイオ燃料と水素」を対象とし、ヒートポンプによる熱(地中熱、大気熱等)は別記している。

・欧州連合の2009年5月の指令による定義では廃熱利用、水熱利用、空気熱利用も定義に加えている。ヒートポンプについては統計に含める要件として、出力が投入したエネルギーより大きいもののみ統計に含められるべきとされる。

・日本の法令上は、「再生可能エネルギー源」について、端的に「永続的に利用することができると認められるエネルギー源」と定義する例や、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」とした上で、同施行令により「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「太陽熱」「大気中の熱その他の自然界に存する熱」「バイオマス(動植物に由来する有機物であってエネルギー源として利用することができるものをいう。)」と列挙定義される例がある。
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逆転層 [覚書]

 逆転層(ぎゃくてんそう)は気象学用語のひとつ。気象学において逆転とは、高度に伴う大気の性質、特に気温の変化が通常と異なる現象(気温逆転)であり、普通ならば高度の上昇にともない気温が低下するはずなのに、逆に上昇していることをいう。これが起こる層を逆転層(ぎゃくてんそう)と呼ぶ。

逆転層.JPG
 対流圏の気温(横軸)と高度(縦軸)の関係を示したグラフ。黒の直線は通常の気温変化を表す。赤の線分D-Cは上昇に伴い気温が上昇する、気温逆転時の気温変化を表す。一般に高温の大気は密度が低いため上に移動し、対流が起こる。しかし逆転層があると上の方が密度が低いため、対流は起こらない。従って逆転層によって地表近くの大気がトラップされ、濃霧になったり、また激しいスモッグにより健康被害が起こることもある。逆転層により、遠くの音が大きく聞こえることが多く、また電波伝播に異常が見られることもある。対流の抑制が何らかの理由で破られると、湿度の高い空気が対流を起こすことで激しい雷雨になることもある。

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放射冷却 [覚書]

 放射冷却(ほうしゃれいきゃく)とは、高温の物体が周囲に電磁波を放射することで気温が下がる現象のこと。
 日本ではおもに秋から冬、よく晴れた風の弱い夜間に発生しやすい。特に冬季、天気予報では放射冷却が予想される場合、低温に注意する旨の呼びかけが行われる(「低温注意報」として発表される)。そのため単に放射冷却と言った場合には、気象としての現象を指すことが多い。

 夜間の放射冷却が大きくなる条件は次の通りである。

(1) 風が弱い夜間(煙突の煙がまっすぐに上昇しているとき)
(2) 雲の少ない晴天夜(月があれば、月の見える夜)
(3) 大気全層が低温(TVで「上空5千メートルに寒気」と放映されるとき)
(4) 空気が乾燥しているとき(大気中の水蒸気が少ないとき)
(5) 新雪が積もったとき(積雪表層に空気が多く含まれるとき)
(6) 地面が乾燥しているとき(土壌表層に空気が多く含まれるとき)
(7) 斜面よりは平地、平地よりは盆地(冷気が溜まりやすい地形)
(8) 大きい湖や海から離れているところ(湖陸風や海陸風の及ばないところ)

k2reikyaku.jpg
(近藤純正ホームページより引用)

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