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安全標榜はうそ多い [覚書]

中西準子 20111122s.jpg

 仰るとおり、リスクがないものなんてありません。

 問題は、どの程度のリスクとメリットがあるかを、きちんと評価できるかどうかなのです。

(by 心如)
 


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コメント 6

BERSERKHAWKWIND

誠実な科学者の発言だと思います。 勿論、不明な事が多い状況では、安全側にシフトしてしまいたくなるうのは人間の性です。 中西先生でさえ、図らずも、『原爆傷害で奇形児云々・・・』を信じていらっしゃった訳ですから。 しかし、そういった偏りをいつかは乗り越えて、どちらにも偏らないように最善を尽くす、それが科学者やメディアの本来の役目だと思います。

あと、最後に書かれている

>以外と孤独

それでもやはりそうなのだ、と再認識しました。確かに片方に寄れば、生活基盤(=研究費助成)もそれだけ成り立ちやすいのだろう、と改めて感じます。 裁判でいえば、判事の様な立場でしょうか。 中立的視点を保つことの方が、実は難しい事だったりもする。 逆に言えば、中西先生の様な方は、それだけ貴重な存在とも言えますね。
by BERSERKHAWKWIND (2011-11-23 08:47) 

大将

会社組織で企画を立てる時に必要なのは
リスクとメリットですね
どちらかがゼロになる事は無い事は普通に知られていることであり
どちらかがゼロに近く会社や社会に貢献する度合いの大きさだけ
よく質と量なんていう事も言われますが
反する言葉のようですが反するわけではないのと同じですね
by 大将 (2011-11-23 15:27) 

taro-u

物事は表裏一体。長所は欠点であり欠点は長所なのだから、100%安全なんてない。そのときに確率を持ち出し安全度(危険度)計るべきではない。
今回の原発事故を見れば明らかなのだから。日本の文化レベルの低さの表れ。
by taro-u (2011-11-23 17:21) 

心如

BERSERKHAWKWINDさん、コメント 有り難うございます
 中西準子氏は、本当に誠実な方だと思います。いま現在の日本には、政治に阿る御用学者が沢山います。中西氏のような存在は希少なのが、日本の科学界の不幸なのです。
by 心如 (2011-11-23 19:38) 

心如

大将さん、コメント 有り難うございます
 どんなモノにも、メリットとリスクがあるのは当たり前と言えばそのとおりです。まったくリスクがないものなんて無いのです。
 日本では、毎年、5000~6000人の方が交通事故でお亡くなりになっています。交通事故の死亡率は、1億2700万人の中の6000人とすれば、年間で0.0047%です。これを高いと思うか低いと思うかは考え方次第ですが、ゼロではないのです。
 事故がゼロでないといけないと考えると、クルマを走らせることはできなくなります。
by 心如 (2011-11-23 19:46) 

心如

taro-uさん、コメント 有り難うございます
 その長所と欠点と言われているモノも、考え方によっては、単なる人間の都合に過ぎない場合もあろうかと… 経済的なメリットを優先し、国民の生命や健康を軽んじるような議論が多すぎるというのは事実ですね ^^;
by 心如 (2011-11-23 19:52) 

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