血糖値が安定すればやせられる [暮し]
たとえ食前の血糖値が正常であっても、食後の血糖値がぐんと上がると、これを処理するためにインスリンというホルモンがたくさん必要になります。
インスリンは脂肪細胞のエネルギー取り込み口を思い切り開かせる作用を持っていますので、インスリンが出る=太りやすくなる、ということになります。
血糖値とは血液中の糖の値のことですので、糖質を摂取することが血糖値上昇につながります。つまり、糖質を過剰に摂取しなければインスリンが必要以上に分泌されることもなく、中性脂肪が増えることもないのです。
糖質を控える食事法=糖質制限は現在のダイエットの潮流になっていますが、ひと口に糖質制限と言っても、現在では「夕食だけ糖質を抜く」とか「糖質をまったく摂らない」など様々な概念があります。
私がおすすめしているのは緩やかな糖質制限「ロカボ」です。ロカボでは糖質量を、朝食20~40g、昼食20~40g、夕食20~40g、間食10gまでとして、1日の合計糖質量を70~130gに設定しています。
糖質は大まかにいうと、「甘いもの」と「でんぷん」に分けられます。甘いものは分かりやすいですが、でんぷんはイメージしにくいと思います。でんぷんが多い主な食品は、穀類(米、小麦、とうもろこし、そばなど)、いも類(じゃがいも、さつまいもなど)、豆類(あずき、そらまめなど)です。
主食の糖質を20gぐらいに抑え、残りの20gをおかずに充ててお腹いっぱいになるまで食べてください。おかずに関しては、いも類と豆類に気を付ければお肉も魚も野菜も、ほとんどのものはたっぷり食べても糖質20gには届きません。
お酒は食事の糖質量+お酒の糖質量の合計を40gまでに抑えれば、醸造酒(ビール、ワインなど)であろうと、蒸留酒(ウィスキー、焼酎など)であろうと飲んで構いません。むしろお酒には、食後血糖値の上昇を緩やかにする効果があることが近年の研究で分かっています。
1日の合計糖質量を70~130gに設定した理由は、医学的な研究結果を用いて著書で詳しく説明していますが、これを守っていればほとんどの方は食後血糖が正常値に保たれます。血糖値スパイクと呼ばれる激しい上下動も起こりません。
太っている人は脂肪が減って体重が落ちていくのです。
コンビニで、住民票の写しが…!? [暮し]
住民基本台帳カードを持っていれば、全国のコンビニ(セブン・イレブン)で、住民票の写しや印鑑登録証明書を取得できるようになったそうです。
証明書交付手数料は、1通200円とのことです。市役所や支所の窓口の手数料は300円ですから、コンビニのほうが100円安いのも有り難いです。
全国のコンビニで、お昼休みや夜間、休日でも取得できるのは便利です。
(※ 平成25年春には、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスも参入予定)
コンビニのATMで預貯金の出し入れが出来るだけでなく、簡単な行政サービスも受けられるようになるのは便利です。
これからはコンビの時代なのかも知れません。
(by 心如)
2013-05-26 [暮し]
お米もネットで購入する時代に!? [暮し]
昨年はお米が豊作だったと聞いているのに、お米の価格は昨年に比べて確実に値上がりしています。昨年、よく購入していた「山口県産こしひかり」は10kgが3280円で店頭に出ていました。今年はどこのスーパーでも取り扱っていないようです。
最近、近所のスーパーでお米を見ると、10kgで3980円というのが最低ラインです。ちょっと良いお米は4280円、4380円という値段がついています。米を買いに行く場合、手に提げて帰るのは大変なのでクルマで行きます。ガソリン代も掛かるし、値段もそれほど安くないとなれば… なんとかしたいと考えざるを得ません。
Amazonでお米の価格を見ると、10kg×2個で7160円、送料590円、合計7750円でお米20kgが自宅に届くことがわかり注文しました。
お米の質を落とせばもっと安いお米が近所のディスカントショップで買えます。しかし、安いお米はそれなりの味になるのも事実です。とりあえず、そこそこ美味しいお米を、近所のスーパーよりも安く買えたらよいのですが…
昨年は豊作だったのにお米の価格が値上がりしたのはなぜか?
しっくりこないのは私だけでしょうか。、、
(by 心如)
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愛媛県産 白米 ひのひかり 20kg(10kgX2) 平成24年産
- 出版社/メーカー: 有限会社もりかわ
- メディア: その他
太陽光発電のFIT42円は高すぎると思うが… [暮し]
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http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120515/232122/?P=5
こんな甘いFITではバブルを生むだけ
メガソーラーは35円で利益を出せる
(前略)
低コストを武器にした外国勢の進出に反対する声は少なくない。しかし、そういう人達が使っているスマートホンはアップル社製であり、実際に作られているのは中国だ。スマートホンは外国製でもよいが太陽光発電は国産でないといけない、などという主張には何の意味もない。
FIT42円の根拠は?
それでは、現在提示されている42円という買い取り価格はどのようにして算定されたものなのか。少し煩雑になるが、以下に買い取り価格(FIT)の算出方法を示す。
最初に、必要な投資額はいくらになるかを考える。現在42円を提案している人たちは、その根拠としてキロワット当たりの設置コスト(パネル、機器類、架台、工事費)を32万~35万円程度と想定しているようだ。メガソーラーの場合には、ほかに整地費用、電力会社への接続のための設備コストなどを追加する必要がある。その総投資額を「I」とする。
次に、収入面を考える。買い取り価格をキロワット時当たり「X」円とし、年間の日照時間(100%)換算)を全国平均である1050時間とすると、単位当たりの年間発電量は1050キロワット時、売り上げは「1050X円」となる。細かいことを言うと、20年間使っているうちにはパネルの性能が劣化し発電量が減るのでそのための補正も必要だ。これが売り上げだが、実際のビジネスではそこから、土地の賃料や運営費などの経費を差し引かなければならない。このように計算して行くと、年間のキャッシュフロー(C)は大体「820X円」程度となる。
最後に、メガソーラーの事業者が希望するIRR(Internal Rate of Return=内部収益率:「r」)の平均は6%程度である。これらの条件の基に、下の図の計算式によってキャッシュフローC(=820X)を計算すると、「X=42円」という結果が得られる。
急激なコスト低下を十分に反映していない
この計算自体は、細かい部分を除いて誰がやっても同じなのだが、設置コストの急激な低下が十分に考慮されていないことが問題だ。現在、国産メーカーのパネルを使ったものでもキロワット当たり27万円で計画されている案件があり、外国製パネルを使ったものでは25万円が攻防ラインとなっている。そこで、その間をとって、設置コスト26万円の場合について計算し直してみると、X=30~35円となる。
今後も設置コストは下がり続け、今年後半には工事費込み20万円程度で収まる案件が続々と出てくるので、30円以下のFITでも利益を出せるようになる。こう考えると、導入時には多少高めに設定するとしても30円台半ばが上限と考える。
高値FITより接続の保証を!
以上が買い取り価格についての議論だが、実は、現在の「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」には重大な欠陥がある。電力会社による買い取り拒否が可能であるという点だ。電力会社は、「電力の安定供給に支障をきたす」とか、「送電線網に余裕がない」などの理由があれば、再生可能エネルギーによる電力の送電を拒むことができるのである。
しかも、実際に送電線網にどの程度余裕がないのか、また、電力の安定供給にどの程度の支障をきたすのかは不透明だ。技術的問題以外に「政策的」な障害もあるだろう。つまり、「買いたくない」というだけの理由だ。よって、現状のままでは、FITを高く設定しても、再生可能エネルギーの実際の買い取りがスムーズに進むという保証はない。
ようやく本格普及期を迎えた日本の太陽光発電は、今後電力供給の主力になる力を持っている。その実現のためには、「適正な」FITと買い取りの100%保障が不可欠である。
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