ミジンコ遺伝子、人間をしのぐ…!? [科学]
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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110204-OYT1T00057.htm
『ミジンコ遺伝子3万1千個、人間を大きくしのぐ』
【ワシントン=山田哲朗】湖水などにすむミジンコが約3万1000個もの遺伝子を持つことが分かり、米インディアナ大を中心とする国際チームが4日付の米科学誌サイエンスで発表する。
人間の遺伝子は約2万3000個に過ぎず、ミジンコの遺伝子はこれまでゲノム(全遺伝情報)が解読された動物の中で最多となる。研究チームは、甲殻類では初めてミジンコのゲノムを解析した。ゲノムのサイズは人間の7%程度にもかかわらず、たんぱく質を作り出す遺伝子はぎっしりと詰まっていた。
ミジンコは、有性生殖と、自分のコピーを作る単為生殖を使い分けたり、魚など捕食者が出す化学物質を探知して防御のトゲを増やしたりして、環境に適応する。遺伝子の多さはこうした適応能力に一役買っている可能性があるという。
(2011年2月5日15時05分 読売新聞)
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人類は、不遜にも、自分たちを「霊長類」という名で分類しています
しかし、遺伝子レベルでみたら、ミジンコのほうが人間よりも複雑な遺伝子を持っていることが判明したのです
環境適応能力に関しても、有性生殖と単為生殖を使い分けるなど、ミジンコのほうがどうも優れているようですが…
まだまだ、調べていない生物が沢山いるのです
実際に調べてみたら、人間より複雑な遺伝子を持つ生物がもっと沢山いるかもしれません
生物多様性の保護なんて、カッコいいことを言う人がいますが、所詮、人間の知識なんて浅はかで不完全なものでしかないと思います
その人間が、保護すべき生物と駆除すべき生物を選択するなんて、そんなことして大丈夫かと心配です
ミジンコの遺伝子は、人間の遺伝子を大きくしのいでいるのです
人類が、地球の支配者であるかのような不遜な考え方は捨てるべきです
そのほうが、人間のためではないかと私は思うのですが…
(by 心如)
【参考URL】
『ミジンコ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B3
笑えないけど笑える話ですね
元々人間を含む地球上の生物はミジンコではないですが
アミノ酸から生まれた仲間
ちょっと何かが優れているから驕ってしまう人間も
こういう現実をもう一度見直すべきかも
(人間にとって)便利な世の中を作り上げた人類
便利すぎて環境適応能力はこれから必要なくなり
さらに退化するかも!ですね
by 大将 (2011-02-06 10:38)
以前同僚だった20代の女性の生物教師に「ミジンコ、かわいいですよお〜。」と満面の笑みで言われたことがありました。ミジンコってかなりファンが多い生き物らしいです。しかし遺伝子がそんなに複雑だとは意外。生物の世界も奥が深いですな。
by shira (2011-02-06 15:10)
遺伝子
きたないゴミの中で
ぴんぴんしている
ウジ虫 どうして 病気にならないのか
研究すれば
予防につながるって 思います。
でも
ミジンコ ユーモラスな形ですね。
by iruka (2011-02-06 18:57)
ミジンコ、不思議なカタチですね。
顕微鏡でのぞいてみたくなりました。
by qooo (2011-02-11 18:34)
皆様、コメントを頂戴し、有り難うございます
人類よりも、ミジンコのほうが遺伝子的には優れているなんて、普通に考えると信じ難いと思います。環境適応力という点に関しては、ミジンコは人類よりも上なのが事実のようです。
by 心如 (2011-07-20 18:46)