卵子ビジネス [科学]
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http://www.asahi.com/science/update/1205/TKY201012050354.html
『卵子ビジネス、米で浸透 特定の提供者に高額謝礼も』
「子どもがほしい」という夫婦の思いを他人からの卵子提供でかなえる。日本では家族関係が複雑になるなどの懸念からほとんど取り組まれていないが、米国では保険もきく一般的な不妊治療として定着している。提供者への謝礼が300万円近くに達することもある。日本からも多くの人が向かう、そんな「卵子ビジネス」の現場を見た。
「他の女性が妊娠できるよう助けてあげてください」
ニューヨークにある名門大学、コロンビア大のキャンパスには、こんなポスターが張られている。同大学産科婦人科学教室が、学生に卵子の提供を呼びかけるものだ。
提供できるのは21~32歳で謝礼は8千ドル(約66万円)。米生殖医学会の倫理委員会は2007年、「5千ドルを超える謝礼は正当化する必要があり、1万ドルを超える謝礼は不適切」との指針を出している。にもかかわらず、最近の調査では、有名大の学生相手に3万5千ドル(約290万円)という広告さえあり、特定の卵子に高い価値を認める市場ができている。同大のデボラ・スパー教授は「卵子を『売る』という考え方が定着してきた」と話し、一定の歯止めが必要との立場だ。
(以下略)
米コロンビア大構内で、女子学生に卵子提供を呼びかけるポスター。
謝礼は8千ドル(約66万円)だ=10月、ニューヨーク、勝田写す
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記事中に、「一方、採卵は以前のように腹部に針は刺さないが、ホルモン剤で強制的に排卵させるなど提供者に負担がかかる。親子関係が複雑になる懸念もあり、日本産科婦人科学会は原則的に認めていない。国内法の整備も進んでいない。」とあります。
考えてみたら、体外受精は可能なのです。また、夫に精子が無い場合は、他の男性の精子を使って、非配偶者間人工授精(AID)も行われているのです。
なのに、夫以外の精子の提供はよくて、妻以外の卵子の提供は駄目だというほうが変なのかも知れません。
でも、個人的には国内で卵子ビジネスが流行って欲しくありません。
精子や卵子を、金銭と引き換えに提供するという発想が嫌いだからです。
それと、子宝は授かるものであって、人工的に作るものではないと言いたい。
優秀な男性の精子と、優秀な女性の卵子で、優秀な子供を作ろうという、馬鹿げた考え方をする人間が出てきそうな悪い予感がしてなりませんが…
(by 心如)
【ネットの拾い物】
こういう、悪趣味なシャンデリアを吊るしているのは、いったい何処の誰でしょうか?
同感です
なんだかんだ言っても形の違う人身売買のような気がしてしまうし
どんなに格好の良い事を言っても
高額な謝礼となるといまいち信念もなにも感じる事が出来なくなってしまう
授かりものは授かりものとして
授からなければ違った人生もあるのですから
by 大将 (2010-12-12 22:36)