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学校教育の構造的問題!?(その壱) [社会]

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 子供を追い詰め壊す学校

 学校は、子供達に夢と自信を与えるためにあります。国語や数学の学習に取り組み、良い文章力や高い数学力を身に付ければ、ジャーナリスト、小説家、プログラマー、教員など、多くのことに挑戦できる可能性が生まれます。高い外国語能力を身に付ければ、貿易や旅行業、通訳等の仕事に就けますし、インターネットを通して世界中の人々を相手に事業を起こすこともできるでしょう。

 良い知識や技能を身に付ければ、良い生活を得るチャンスが大きくなります。自信が生まれ、困難に取り組む積極的な態度も育ちます。子供達の可能性を広げ、生きる自身を授けて、未来を切り開く若者に育てることが、教育の目的であり教員の仕事であることは、誰にも異論がないでしょう。

 しかし、日本の学校教育は、子供達に、未来を切り開く知識や技能、自信を与えられているでしょうか。

 逆に、多くの子供達を挫折させ、引きこもらせています。自信を失い劣等感に苛まれ、引きこもったり自暴自棄になったりする若者が、次々と生まれています。人生を切り開く知識も技能も身に付けられず、夢も希望も失う者が多くいます。人を傷つける粗暴な若者が増えているのも、良い社会性を育てられない教育の欠陥が一因ではないでしょうか。日本の学校は、教育機関としての役割を果たせていないだけでなく、子供の人生を破壊していると言える程に腐敗しています。

 特に中学校期は、少年から青年に変る多感な年頃であるため、学校教育の欠陥が子供達の生活に赤裸々に現れます。立派な校舎の中で行われる出鱈目な教育、学校生活の中で追い詰められ壊れていく子供達こそ、教育荒廃のおぞましい姿そのものです。
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