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自分の罪を認めない者に、生きて償うと言う資格があるのか? [社会]

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120526-OYT1T00639.htm
光市母子殺害事件、弁護団が再審請求方針

 山口県光市の母子殺害事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、3月に死刑が確定した元会社員大月(旧姓・福田)孝行死刑囚(31)の弁護団は26日、東京都内で報告会を開き、10月にも広島高裁に裁判のやり直しを求める再審を請求する方針を明らかにした。

 報告によると、8月に弁護団会議を開き、請求時期など詳細を詰める予定。新証拠として、法医学者や心理学者の鑑定結果などを検討しているという。再審請求について、大月死刑囚は「事件が何だったのかを明らかにし、生きて償っていくことが本当の務めだ」と話しているという。

(2012年5月26日19時41分  読売新聞)
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───山口県光市の母子殺害事件とは───
 99年4月、会社員本村洋さんの妻弥生さん(当時23歳)と長女夕夏ちゃん(同11か月)が、元少年(当時18歳)に殺害された。元少年は殺人罪などで起訴され、死刑求刑に対して1、2審は無期懲役判決を言い渡したが、最高裁は06年6月、「少年だったことは死刑回避の決定的事情とまでは言えない」として審理を広島高裁に差し戻した。08年4月の差し戻し控訴審で同高裁は死刑を言い渡し、元少年側が上告中。

2009年10月8日(木)  全国 朝刊  31頁(3社) 01段 193文字
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太陽光発電のFIT42円は高すぎると思うが… [暮し]

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http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120515/232122/?P=5
こんな甘いFITではバブルを生むだけ
メガソーラーは35円で利益を出せる

(前略)

 低コストを武器にした外国勢の進出に反対する声は少なくない。しかし、そういう人達が使っているスマートホンはアップル社製であり、実際に作られているのは中国だ。スマートホンは外国製でもよいが太陽光発電は国産でないといけない、などという主張には何の意味もない。

FIT42円の根拠は?

 それでは、現在提示されている42円という買い取り価格はどのようにして算定されたものなのか。少し煩雑になるが、以下に買い取り価格(FIT)の算出方法を示す。
 最初に、必要な投資額はいくらになるかを考える。現在42円を提案している人たちは、その根拠としてキロワット当たりの設置コスト(パネル、機器類、架台、工事費)を32万~35万円程度と想定しているようだ。メガソーラーの場合には、ほかに整地費用、電力会社への接続のための設備コストなどを追加する必要がある。その総投資額を「I」とする。
 次に、収入面を考える。買い取り価格をキロワット時当たり「X」円とし、年間の日照時間(100%)換算)を全国平均である1050時間とすると、単位当たりの年間発電量は1050キロワット時、売り上げは「1050X円」となる。細かいことを言うと、20年間使っているうちにはパネルの性能が劣化し発電量が減るのでそのための補正も必要だ。これが売り上げだが、実際のビジネスではそこから、土地の賃料や運営費などの経費を差し引かなければならない。このように計算して行くと、年間のキャッシュフロー(C)は大体「820X円」程度となる。
 最後に、メガソーラーの事業者が希望するIRR(Internal Rate of Return=内部収益率:「r」)の平均は6%程度である。これらの条件の基に、下の図の計算式によってキャッシュフローC(=820X)を計算すると、「X=42円」という結果が得られる。

急激なコスト低下を十分に反映していない

 この計算自体は、細かい部分を除いて誰がやっても同じなのだが、設置コストの急激な低下が十分に考慮されていないことが問題だ。現在、国産メーカーのパネルを使ったものでもキロワット当たり27万円で計画されている案件があり、外国製パネルを使ったものでは25万円が攻防ラインとなっている。そこで、その間をとって、設置コスト26万円の場合について計算し直してみると、X=30~35円となる。
 今後も設置コストは下がり続け、今年後半には工事費込み20万円程度で収まる案件が続々と出てくるので、30円以下のFITでも利益を出せるようになる。こう考えると、導入時には多少高めに設定するとしても30円台半ばが上限と考える。

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高値FITより接続の保証を!

 以上が買い取り価格についての議論だが、実は、現在の「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」には重大な欠陥がある。電力会社による買い取り拒否が可能であるという点だ。電力会社は、「電力の安定供給に支障をきたす」とか、「送電線網に余裕がない」などの理由があれば、再生可能エネルギーによる電力の送電を拒むことができるのである。
 しかも、実際に送電線網にどの程度余裕がないのか、また、電力の安定供給にどの程度の支障をきたすのかは不透明だ。技術的問題以外に「政策的」な障害もあるだろう。つまり、「買いたくない」というだけの理由だ。よって、現状のままでは、FITを高く設定しても、再生可能エネルギーの実際の買い取りがスムーズに進むという保証はない。
 ようやく本格普及期を迎えた日本の太陽光発電は、今後電力供給の主力になる力を持っている。その実現のためには、「適正な」FITと買い取りの100%保障が不可欠である。
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タグ:太陽光 発電

結局、東京と大阪のことだけ研究しておけばカネになるってことかな… [科学]

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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120521-OYT1T00955.htm
南海トラフの長周期地震動の揺れ、東日本の数倍

 高層ビルを揺らす長周期地震動による揺れの強さが、南海トラフの地震では東日本大震災と比べて、東京都心で2~3倍、大阪府の湾岸部では5倍になることが、東京大学の研究でわかり、千葉市で開かれている日本地球惑星科学連合大会で21日発表した。

 東大総合防災情報研究センターの古村孝志教授らは、南海トラフで起きるマグニチュード8・7の東海・東南海・南海の連動地震を想定し、60階建て以上の建物を大きく揺らす長い周期の揺れがどのように伝わるかを研究した。

 東日本大震災では、揺れの速度は東京、大阪とも高層ビルの最上階で毎秒0・5メートル程度。今回の分析で、都心で同1~1・5メートル、大阪では同2・5メートルになると推計された。

 長周期の地震波は、南海トラフ沿いの「付加体」と呼ばれる厚さ数キロの軟弱な地層で増幅されながら関東平野に到達、平野の厚い堆積層で増幅されて東京の揺れが強くなる。

 大阪も震源に近く、堆積層で増幅されるため揺れが強まった。

 大震災の震源域には付加体がなく、長周期の揺れが比較的弱かったと考えられる。

 古村教授は「時間差で地震が連動すれば、揺れの継続時間も長くなる。高層ビルの制震化などの対策が必要だ」と話している。

(2012年5月21日19時20分  読売新聞)
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タグ:地震 科学者

事実をきちんと伝え、憶測を挟まないのがよいと思う [科学]

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http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20120520-OYT1T00225.htm
青酸カリの850倍超…猛毒タコ北上?確認次々

 強力な神経毒テトロドトキシンを持つヒョウモンダコが4月上旬、熊本県天草市有明町の海岸で見つかった。

 かまれると死に至る場合もある危険生物。県水産研究センター(上天草市)への持ち込みは2例目だが、天草地方では近年、網にかかったとの情報が相次いでおり、県は漁や海水浴時の注意を呼びかけている。

 ヒョウモンダコは体長約10センチほど。テトロドトキシンは唾液に含まれ、動脈などをかまれると、脳へ回り、めまいや呼吸困難を引き起こす。青酸カリの850~1000倍の強さがあり、成人の場合、2ミリ・グラム前後が致死量。実際、オーストラリアで死亡例がある。

 県水産研究センターによると、今回見つかった場所は上津浦こうつうら地区の海岸。4月9日、磯遊びをしていた周辺住民が見つけ、同11日に死んだ状態でセンターに届けた。体長9・2センチ、8・7グラムの成体だった。

 天草地方では10年ほど前から、「漁の網にかかった」といった話が出ていた。2010年4月には芦北町のタコつぼ漁師が捕獲し、センターに持ち込んだ。これが県内最初の確認例になった。本来は沖縄など南方の生物だが、2009年から10年にかけて福岡、長崎など九州北部で相次いで目撃されている。(井手祥雄)

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ヒョウモンダコ=熊本県提供

 ◆ヒョウモンダコ=マダコ科ヒョウモンダコ属。インドネシア、沖縄など西太平洋の熱帯・亜熱帯海域の岩礁や、砂と小石が混じる浅瀬に生息する。普段の体の色は岩場など周辺と同化させている。棒などで刺激を与えると、全体的に黄色になり、青い輪状の模様も浮かび上がる。その模様がヒョウ柄に見えることから命名された。

(2012年5月20日12時11分  読売新聞)
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