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世界が、日本に注目している…!? [社会]

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『無知との遭遇』(落合信彦/株式会社小学館)
2010年10月6日 初版第1刷発行

 今、日本は世界から注目されている。ただ、決していい意味で注目されているのではない。かつてアメリカと比肩するほどにまで急激に成長した国が、どのように「衰えて死に向かっていくのか」が注目されているのだ。狭い島国の中に閉じ籠ったまま、世界に対して「衰えゆく先進国のモデル・ケース」として扱われていることに、この国の国民は気付いてさえいない。不況に喘いでいるアメリカでは今、しきりに「このままでは日本のようになってしまう」と言われている。オバマの政策に対して強い批判をする時に、日本が引き合いに出されている。そのことをどれだけの人が知っているだろうか。
 危機感がないのは、世界に対して「無知」だからだ。日本の閉鎖的な島国文化の鎖を引きちぎり、世界を知ってもらいたい。そのことが、死にゆくこの国を助けるための唯一の方法であると私は思う。
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 これは日本だけの問題ではないと思いますが…
 グローバル化により、人件費の安い国へ製造業のような産業が出ていけば、国内産業は空洞化するしかないのです。
 アメリカのように、広大な農地があれば、農産国として生き残ることも可能かも知れません。それでもアメリカには航空機産業のような、発展途上国には真似ができないものがあります。
 日本は国土の狭い島国なので、農業の効率化には限界があります。仮に効率化ができたとしても、アメリカよりも低価格の農産物を生産しても、日本の経済が立ち直るとは思えません。やっぱり、日本は工業国として、加工貿易で食べていくしかなかったはずなのです。
 安い人件費の国に産業が出ていき、国内産業の空洞化に歯止めがかかりません。このままでは、日本の先行きは非常に暗いと言わざるを得ません。それでも、財界は目先の利益しか考えていません。政治家や役人も、本気で日本の将来を考えているとは思えません。
 こういう困った状況にあるにも関らず、経済学者は金融緩和と財政出動でデフレ解消なんて、馬鹿の一つ覚えしか言わないし…

 10年先に、日本という国は崩壊しているのではないか?

 そんな心配をしているのは、私だけでしょうか。。。

(by 心如)

一般会計税収歳出総額推移.jpg


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【田中秀征 政権ウォッチ】
◆国民からも早期解散を望む声が…
消費税増税、TPP参加を掲げた菅政権の寿命
菅直人首相の施政方針演説を聴いたが、まるで切羽詰った悲鳴のようだった。
首相は年明け以来、前のめり、爪先立って猛然とダッシュを始めた。どう権力
の座を維持していくか。それが焦りとなって表出しているようだ。
http://web.diamond.jp/rd/m1213980
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【おもしろ県民性データブック】
◆【山口県】頭脳明晰で弁が立つ
 無類の負けず嫌い
270年近く続いた江戸幕府をひっくり返し、近代日本の扉を開いた明治維新。
それを推進したのは薩長土肥とされているが、一番の中心は長州=山口県だ
という強い思いが、山口県人の頭にはある。
http://web.diamond.jp/rd/m1214109
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【ジョーク】
 イスラエルのネゲヴ砂漠に、一組の男女の宇宙人が降り立った。そこにある家のうちの一軒の戸を叩くと、退屈そうな顔をした、一組のイスラエル人夫婦が出てきた。このイスラエル人夫婦は宇宙人カップルを歓迎し、夕飯をご馳走してやった。
 すると、男の宇宙人が「どうでしょう。今夜は一つ、夫婦交換、スワッピングでもやりませんか」と持ちかける。日々に退屈していたイスラエル人夫婦が「それは、いいですね」と応じ、相手を交換した二組の男女は別々の寝室へと入っていった。
 イスラエル人の女性と宇宙人の男性のカップルのほうの部屋で、宇宙人が服を脱ぐと、イチモツがとても小さくて細い。女性が非常に残念そうな顔をすると、「Don't worry(心配するな)」と宇宙人の男は言い、自分の耳を引っ張った。すると、イチモツはみるみる太く大きくなっていった。その後二人はとても刺激的な一夜を過ごした。
 翌朝、宇宙人カップルは夫婦に別れを告げて宇宙船で帰っていった。
 イスラエル人の妻が夫に聞く。
「昨日はどうだった?」
 すると、イスラエル人の夫は不思議そうな顔でこう答えた。
「楽しいセックスだったが、一つ不思議なことがあった。あの宇宙人の女が、一晩中、私の耳を引っ張っていたんだよ」

 この話そのものはよくある下ネタジョークで、私の友人もこれを聞いて面白いと腹を抱えて笑ってくれた。しかし、これには続きがある。
 私が話をした友人が、自分の妻にこのジョークを話すと、クスリとも笑わなかった。そして、その夜、彼女はずっと私の友人の耳を引っ張っていたというのだ……。
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 どこまでがジョークで、どこまでが事実なのか…

 私にはよく分かりませんけどね^^;

無知との遭遇 (小学館101新書)

無知との遭遇 (小学館101新書)

  • 作者: 落合 信彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/10/01
  • メディア: 新書


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vitamin_b2

心如さん、こんにちは^^

確かに、深刻な問題ですよね。
10年先を本気で考えている政治家が、果たしてどのくらい居るのか・・・。
それらを選ぶ国民にしても同じことがいえますが・・・。
by vitamin_b2 (2011-01-28 13:11) 

大将

本当にそう思います
バブルに浮かれていたのがそんなに古い昔の話とは思えません
確かに10年ひと昔とは言いますが
そんな年月でここまで廃退ともいえる変化をしたのは
役人天国日本にとって役人が住みづらくなって
一般庶民の真似をし外で領収書を切りまくって豪遊しなくなったのも
一つの要因?
今の日本の景気の悪さは本当になぜ?と首を傾げたくなるほどの
速度で落ち込んでいますね
by 大将 (2011-01-28 17:36) 

駅員3

何がわるいのでしょうか?
「政治がわるい」とばかり言ってないで、日本人一人一人がそろそろ目を覚まさなければいけませんね!!
by 駅員3 (2011-01-28 18:37) 

ひろたん

そろそろ考えないと行けませんね
by ひろたん (2011-01-29 09:10) 

心如

vitamin_b2さん  コメントを頂きありがとうございます
 十年先どころか、いま現在の国益とか国民のことなどを、真剣に考えている政治家が本当にいるのだろうか? なんて気がしてなりません
by 心如 (2011-01-30 00:28) 

心如

大将さん  コメントを頂きありがとうございます
 いくら内需拡大と叫んでも、無い袖は振れないのではないかと…
 実質的な民間の所得が下がり続けているのですから、消費拡大なんて、おいそれとは実現しないと思います
by 心如 (2011-01-30 00:31) 

心如

駅員3さん  コメントを頂きありがとうございます
 これが悪いと言えるのなら、処方箋も書けるのですが…
 少なくとも、自分の国を自分で守れない国は、世界では一人前の扱いを受けることはないと私は思っています
by 心如 (2011-01-30 00:34) 

心如

ひろたんさん  コメントを頂きありがとうございます
 そうですね、自分の身は自分で守るしかないみたいです
 いざとなったら、社会や国をいくら恨んでも仕方がないと思います
 それなりの覚悟はしておいたほうが良いのかもしれません
by 心如 (2011-01-30 00:36) 

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